コーディングの最適な学習方法

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はじめに 世界は変化しています。私たちはこれまで以上につながり、テクノロジーは私たちの生活や仕事の仕方を変えています。この変化に対応するためには、コードの書き方を学ぶことが不可欠です。でも、何から始めればいいのでしょうか?この記事では、無料または格安でコーディングを学べる場所や、初心者向けにどんなリソースがあるのか、そのヒントをご紹介します。 無料でコードを学ぶ お金を払わずにプログラミングを学ぶためのリソースはたくさんあります。以下をチェックしてみてください。 オンラインコース – CodecademyやUdacityなど、コーディングに関する無料のオンラインコースを提供しているウェブサイトはたくさんあります。また、QuoraやRedditでチュートリアルやヒントやトリックを見つけることもできます。 書籍 – Steve McConnell著「Code Complete」(Amazon)やAndrew Hunt & David Thomas著「The Pragmatic Programmer」(Pragmatic Bookshelf)など、このトピックに関する書籍がいくつかあるので、チェックしてみてください。 ビデオ – YouTubeには、Google Developersのものを含め、ウェブデザインと開発に関する何千ものビデオがあります。また、LyndaやPluralsightのような他のウェブサイトでも短いクリップを見つけることができます。これらは通常購読料が必要ですが、無料のコンテンツもあれば、その時点で最も必要なタイプに応じて有料のオプションもあります。 オンラインコースで学ぶ オンラインコースは、コーディングを学ぶための最もポピュラーな方法です。その理由は、自分のペースで学べるからです。また、世界中のどこからでも学習できるため、外出先でスキルを身につけたい人にとっても理想的な選択肢です。なかには、無料で受講できるものもあります。 練習、練習、練習! コーディングスキルを向上させ、より良いプログラマーになりたいのであれば、練習することが唯一の方法です。でも、練習なんてつまらないし、面倒くさいからやりたくない!”と思っている人もいるかもしれません。でもそれは、本を読むのが嫌いな人が言うことです。音楽家は楽器の練習を嫌がります。 実は、好むと好まざるとにかかわらず、何かを練習することは、そのことをより良くするのです。練習をすれば完璧になる。練習すれば上達する 練習をすれば、すぐに頭が良くなります。コーディングが速くなる、問題解決が速くなる、思考が前より速く明確になる、新しいテーマをゼロから簡単に学べるようになる、人生もそうです!実際、練習はあらゆるものを良くします。何度も何度も練習して、完璧なものが自然にできるようになると、人生そのものが楽になる。たとえ今日、自分の才能を知らなくても、明日には何の意味もない。ひとたび誰かが新しいこと-プログラミングはその一例だ-を始めると、毎日が自分自身を向上させるだけでなく、周りの人を助ける機会としてカウントされる。 コーディングはさまざまな方法で学ぶことができ、お金をかけたり、学校に戻ったりする必要はありません。 コードの書き方を学ぶことは、あなたが思っているほど難しくなく、お金もかかりません。ちょっとした空き時間に講座や書籍で学び、学んだことを自分のプロジェクトに応用することができます。 自宅でコーディングの学習 自宅でコーディングの方法を学ぶことは、自分のスケジュールに合わせていつでも柔軟に学習できるので素晴らしいことですが、いくつかのデメリットもあります。ほとんどの人は毎日12時間コーディングしているわけではないので、学習中のある時点で、請求書の支払いや子供の世話(またはその両方)など、他のことに注意を払う必要が出てくる可能性があります。つまり、勉強を中断して、より緊急な問題に取り組むこともあるでしょう。 でも、できれば、まずはこの方法を試してみることをお勧めします:無料です。もし、何らかの理由でうまくいかなかったら?その場合は、以下のようにたくさんの選択肢があります…。 まとめ この記事では、コーディングを学ぶための様々な方法を取り上げました。最も重要なことは、始めて、続けることです。テクノロジーを使うのに、コーディングの方法を知る必要はありません。しかし、プログラミングを始めたい、あるいはWebアプリケーションの構築を始めたいのであれば、コンピュータの仕組みを学ぶことは、楽しくてやりがいのあることです。

Pythonとは?

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はじめに Python は広く使われている汎用的な高水準プログラミング言語です。Pythonは世界で最も人気のある言語の1つであり、Web開発からデータサイエンスまで幅広い用途で使用されています。 Pythonはシンプルな構文で読みやすく、理解しやすいのが特徴です。このため、初めてこの言語を使用するプログラマーは、他の言語を使用する場合よりも迅速に学習することができます。 Pythonは、インタプリタ型の高水準汎用プログラミング言語です。 Pythonはインタプリタ型の高水準汎用プログラミング言語です。Python言語の開発は、1989年にGuido van Rossumによって開始されました。最新バージョンはPython 3.7で、2018年11月30日に最初の安定版リリースが行われました。 Pythonは、Web開発や機械学習やデータ分析などの特定領域を支援するモジュールとともに、大規模な標準ライブラリーを備えています。オブジェクト指向、関数型、手続き型のプログラミングスタイルなど、複数のプログラミングパラダイムをサポートしています。 Pythonの構文はC言語と似ていますが、Javaのような静的型付けではなく動的型付けを使用します(ただし、オプションで静的型付けを宣言することもできます)。 Guido van Rossumによって作成され、1991年に初めてリリースされたPythonの設計思想は、重要なホワイトスペースの顕著な使用により、コードの読みやすさに重点を置いています。 Guido van Rossumによって作成され、1991年に初めてリリースされたPythonの設計思想は、重要なホワイトスペースの使用により、コードの読みやすさを強調しています。C++やJavaのように行末に句読点を入れる必要がある言語とは対照的に、Pythonでは行末を好きな場所に置くことができます(文字列の内側でない限り)。このため、コードを読みながらざっと目を通すのがずっと楽になります。 また、構文も非常にシンプルで読みやすくなっています。 x = 10 # 代入文 if x > 5: print(‘This prints’) Pythonの言語構成とオブジェクト指向のアプローチは、プログラマーが小規模なプロジェクトから大規模なプロジェクトまで、明確で論理的なコードを書けるようにすることを目的としています。 Pythonは初心者に最適な言語ですが、非常に強力で表現力豊かな言語でもあります。経験豊富なプログラマは、Pythonを使用して、小規模および大規模なプロジェクトのための明確で論理的なコードを記述することができます。 Pythonは、その明快さと簡潔さにより、組み込みシステムソフトウェアを書くのに最適な選択肢です。 Pythonは動的型付けとガベージコレクションを採用しています。 表面的には、Pythonは他のプログラミング言語とよく似ています。関数を書き、クラスやオブジェクトを作成し、データ構造を操作することができます。しかし、いくつかの重要な違いがあり、それがPythonをユニークにしています。 Pythonは動的型付けとガベージコレクションを採用しています。 まとめ Pythonは非常に人気のあるプログラミング言語ですが、それには十分な理由があります。その設計思想はコードの読みやすさを重視しており、初心者が学ぶのに最適な選択肢となっています。また、経験豊富なプログラマーが複雑なアプリケーションを素早く作成することができるため、WebサーバーからATP(Astrophysics Tools for Python)のような科学研究ツールに至るまでPythonが使用されています。

Webデザイナーになるにはどんなスキルが必要なのか!?

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今回はWebデザイナーの属性や必要な才能、特徴から、Webデザイナーになるための勉強方法まで、この記事で紹介していきます。 将来的にWebデザイナーとして働きたい方は、ぜひこの記事で勉強してください。         【3つのWebデザイナーの仕事内容】 スマートフォンの普及により、インターネットを閲覧することが当たり前になり、Webデザインという分野を耳にすることが多くなってきました。それらに興味を持ち、「将来は自分のWebサイトを作っていろんな人に見てもらいたい」「Webサイトを作る仕事に就きたい」と考えるお子さんもいるのではないでしょうか。まずは、Webデザイナーの仕事内容について説明します。   1、クライアントとの相談 Webデザイナーは、その名の通りWebサイトを制作する仕事ですが、仕事はそれにとどまりません。一般的に、デザイン制作に関わる仕事は多岐にわたります。制作を開始する前に、クライアントとの打ち合わせが行われます。クライアントとの打ち合わせは、「ヒアリング」とも呼ばれます。 デザイナーはクライアントのWebサイトの要望を汲み取り、その要望に沿ったWebサイトの提案書を作成します。デザイナーはWeb制作のスペシャリストとして、問題点の解決やアクセシビリティを高めるサイト設計の提案など、戦略を練り、クライアントに提供します。一から作り直す場合もあれば、古いサイトをリニューアルする場合もあります。   2、レイアウト設計 クライアントと打ち合わせを行い、企画書を完成させた後、デザイン制作を開始します。最初の段階では、ワイヤーフレームとコンセプトデザインを作成します。コンセプトデザインとは、クライアントのニーズに合わせて、デザインの方向性やどのようなデザインを採用するかを決定する作業です。配色や構造、使い勝手などを考慮しながら、デザインを決定していきます。ワイヤーフレームとは、Webサイトのページ構成やレイアウトを記載し、構築すべき内容を示す文書です。ボタンや検索ボックスなど、Webサイトのどこに何を配置すべきかを確定するものです。ワイヤーフレームとコンセプトデザインは、ウェブデザインのドラフトに似ています。   3、Web上のデザイン表現 ワイヤーフレームやコンセプトデザインが完成したら、いよいよサイトにデザインを載せていきます。ロゴ、バナー、オンラインデザインなどは、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックデザインソフトを使用して作成します。デザイン力を発揮する絶好の機会でもあります。そして、そのグラフィックを使って、HTMLやCSSなどのコーディングやプログラミングのプロジェクトが行われます。これらが完了し、インターネット上でデザインが公開されます。最後に、サイトのデザインがインターネット上で見られるかどうか、ダブルチェックを行います。         【ウェブデザイナーの年収】 Webデザイナーの年収はおよそ460万円と推定されます。一方、Webデザイナーの年収は、経験やスキルによって差があります。新入社員としての研修期間中は、一般的な水準よりも低くなる可能性があります。経験豊富なデザイナーの年収は、全国平均を上回ることもあり、年収の幅が広い職業といえます。   【Webデザイナーの特徴を持つ人とは?】 複雑な図面を作成するだけでなく、クライアントと打ち合わせをしたり、Webサイトの変更やアイデアを検討したりと、多くの思考を必要とする仕事です。Webデザイナーの仕事は、ネット上のデザインを駆使して、不特定多数の人に情報を発信することです。Webデザインを使って不特定多数の人に情報を発信する職種なので、人に伝わるデザインセンス、デザインを開発する楽しさ、デザインを説明するための合理的な推論ができることなどが必要です。         【ウェブデザイナーとして働くために必要な9つのスキル】     Webデザイナーとして働くには、資格や学校での勉強は必要ありません。しかし、仕事柄、Webやデザインの専門知識やスキルは必要です。経験や専門知識がないと就職は難しいので、将来的に就職するためにも必要な知識や能力を身に付けておきましょう。以下では、Webデザイナーになるために必要な知識・スキルと、今後活躍するためにマスターしておきたい9つの知識をご紹介します。   1、 デザインに関する専門知識 優れたデザインセンスは、デザイナー、特にWebデザイナーに求められるものです。デザインセンスを身につけるためには、デザインの知識が必要です。最新のデザインを学び、良いデザインを調べ、日々知識を増やす勉強をすることでデザインセンスを磨くことができます。デザインの基礎知識は、他のデザイナーと話すときや、デザインを起こすときにも必要なので、勉強しておくことが大切です。   2、ソフトウエアデザインスキル PhotoshopやIllustratorなどのデザイン制作ソフトを使いこなすことが必要です。ソフトの使い方がわからないと、就職は厳しいでしょう。企業側もソフトの使い方を評価する場合があるので、スキルチェック表を作成して再確認するのも良い方法です。Adobe DreamweaverやAdobe XDなどの制作ソフトもあるので、いろいろなソフトを使いこなせると、応募できる会社や仕事の幅が広がります。   3、UI/UXデザインへの理解 UI/UXデザインの知識は、将来のプロフェッショナルとしての成長につながるスキルです。Webサイトをシンプルに使いやすく、やりがいのあるものにするために、心理学を考慮したデザイン知識です。使いやすいWebサイトは、アクセス数やコンバージョン率を高め、顧客の幸福度を向上させることができます。   4、プログラミングの専門知識 デザインだけでなく、プログラミングのスキルも必要です。特にHTML、CSS、JavaScriptのコーディングスキルは必須です。プログラミングがなくてもデザインは可能ですが、エンジニアとのコミュニケーションには理解が必要です。その他、PHPなどのプログラミングスキルがあれば、よりWebデザインに深く関わることができます。   5、Webマーケティングの専門知識 マーケティングの知識は、ECサイトを運営する上で重宝されるかもしれない才能です。マーケティングには、市場調査やアクセス解析などの分析力が必要です。マーケティングを学べば、ユーザーが購入するために何をすべきかを考えることができるようになります。それがWebサイトのデザインにも反映され、結果としてユーザーの購買率が高くなります。マーケティングの知識を活かして、サイトの売上アップとWebデザインのスキルアップを目指しましょう。   6、SEOやWebライティングのノウハウ […]

デジタルネイティブとは何か?そしてZ世代の特徴とは?

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  デジタルネイティブ世代の若者にとって、インターネットは息をするように自然なものとなっています。ここでは、デジタルネイティブ世代の特徴と、子育てをする際の注意点について解説します。     まずはじめに、デジタルネイティブとは一体何なのでしょうか。 一般的に、1980年以降に生まれた世代をデジタルネイティブ世代と呼びます。彼らは幼い頃から情報処理能力が高く、生まれた時からすでにITの世界に慣れ親しんでいることが特徴です。 そのため、情報化社会に生きる子どもたちには、これまでとは異なる教育が必要です。 今の子どもたちは、スマートフォンネイティブなのです。Z世代 年齢によって、デジタルネイティブは3つのグループに分けられます。それぞれの年齢層で価値観や行動様式が異なるという区別です。 ミレニアル世代は、Y世代と呼ばれることもあり、1980年から1995年の間に生まれた世代です。スマートフォンネイティブ、またはZ世代は、1996年から2012年の間に生まれた人たちです。 X世代は、1960年から1974年の間に生まれ、大人になってからコンピューターに触れた人たちと定義されています。 Z世代以前はパソコンやインターネットに多くの時間を費やしていましたが、Z世代は成長とともにスマートフォンやSNSに触れ、それらを使いこなすようになりました。     デジタルネイティブであるZ世代の若者たちの6つの特徴 Z世代の子どもたちは、これまでのデジタルネイティブ世代とは異なり、幼少期にインターネットやソーシャルメディアプラットフォームに触れる頻度が高いことが特徴です。 Z世代の若者の6つの特徴について、以下に説明します。   ①リアルとバーチャルのつながりにほとんど差がない Z世代は、複数のコミュニティに参加し、さまざまなSNSアカウントを通じて感情を共有し、ソーシャルメディアは彼らの生活の不可欠な一部となっています。 その結果、個人はしばしばオフラインとオンラインのつながりを区別することができません。 例えば、ジェネレーションZは、親世代は会ったこともない人とコミュニケーションをとることに違和感を覚えるかもしれませんが、ソーシャルメディア上で知り合った人やオンラインでつながっている人のネットワークを増やすことに何の抵抗もありません。     ②顔を合わせてのコミュニケーションにためらいがある オンラインやソーシャルメディア上のコミュニケーションに傾倒していると、実際の社会的状況での会話やコミュニケーションがうまくいかないことも珍しくありません。 こうした行動は、ジェネレーションZの若者に限ったことではなく、大人にも見られることです。     ③インターネット検索による情報収集が当たり前になっている ジェネレーションZは、インターネットによる情報収集の普及により、世界中から情報があふれている世代です。彼らは、問題が発生しても自分たちで探すことで解決することができます。 親世代は本や辞書、テレビ、新聞、人との会話から情報を得ることがほとんどでしたが、Z世代は携帯電話を中心にいつでもどこからでも情報にアクセスできるようになりました。 豊富な情報に素早くアクセスできる一方で、その情報が正確かどうか、誤解を招かないかどうかを判断する能力も求められています。   ④インターネットやソーシャル・ネットワーキング・プラットフォームを通じて素早く情報を共有できる ブログなどのテキストコミュニケーション、YouTubeやソーシャルメディア上の画像や動画など、さまざまなチャネルで素早く情報を発信することに長けています。   ⑤自分たちの理想を大切にする Z世代は、知識への自由なアクセスを享受して育ったこともあり、多様性を称賛し、自分や周囲の人の独自性を尊重する理想を掲げています。オンラインやソーシャルメディア上のコミュニケーションに傾倒していると、実際の社会的状況での会話やコミュニケーションがうまくいかないことも珍しくありません。 こうした行動は、ジェネレーションZの若者に限ったことではなく、大人にも見られることです。     ⑥デジタル機器やインターネットの使い方を必ずしも知っているわけでは無い インターネット上の情報を認識し、解釈し、正しい方法で扱う能力をネットリテラシーと呼び、デジタルネイティブ世代に求められています。なぜなら、子どもたちは、多くの情報に触れる雰囲気の中で、間違った情報に惑わされ、困難に陥りやすいからです。 さらに、Z世代はデジタル機器やインターネットに慣れているからといって、実際に使いこなせているわけではありません。 ジェネレーションZは、携帯電話を使うことに慣れすぎて、パソコンやオフィスソフトの使い方など、実社会で活用できそうなスキルが欠けている可能性があります。       Z世代デジタルネイティブへの理解度アップ!? Z世代のデジタルネイティブには、コミュニケーションをとる前に知っておくべき特徴がいくつかあります。 Z世代は社会意識が高く、個性や多様性を認めるなど、新しい時代にふさわしい特性を持っています。また、将来の社会の担い手として期待されています。 デジタルネイティブな若者であるZ世代について、そして彼らの可能性を最大限に引き出すための方法についてご紹介しました。

EdTech導入の目的とは?日本の教育にはどのような変化が!?

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    EdTechの登場により、教育現場は大きな変化を遂げつつあります。本記事では、なぜEdTechが導入されるのか、どのような変化が予想されるのかを解説しています。 今後、大きな変化を遂げるであろう教育業界について知りたい方は、ぜひご一読ください。     EdTechとは一体何なのか? EdTechとは、「Education」と「Technology」を合体させた造語です。 EdTechは、文部科学省によって「AIやビッグデータなどの新たな技術を活用した教育プログラム全般」と定義されています。 これまで様々な分野でテクノロジーが導入されてきましたが、教育にテクノロジーを取り入れることで、いよいよ教育イノベーションが起きると考えられています。教育格差を解消する手段としても注目されています。   e-Learningとの違い EdTech以前から教育分野で大きな話題となっているe-Learningは、皆さんもよくご存じでしょう。e-Learningとは、インターネットを利用した学習方法で、パソコンやタブレット、携帯電話を活用して、いつでも、どこからでも学習ができるものです。パソコンやタブレット、携帯電話を使って、いつでもどこでも学習できる方法です。 このように、eラーニングは学習システムを指し、EdTechはeラーニングを含むテクノロジーの活用によって教育現場にイノベーションを起こす取り組み全体を包括しているのです。   MOOCとその関係 MOOCとは、インターネットを通じて配信される大規模な公開オンライン講座で、世界中の大学から無料で講義を受けることができます。 MOOCは教育テクノロジーの顕著な例とされています。日本では2013年にJMOOCが設立され、無料のオンライン講座が提供されています。             EdTechのメリット 今、注目されているEdTechですが、EdTechにはどのようなメリットがあるのでしょうか。   ・デバイスさえあれば、いつでも学習できる EdTechのおかげで、ガジェットさえあれば、いつでも、世界中どこでも学習することができます。 その結果、住んでいる場所による教育の差はなくなります。そのため、政府は幼稚園の早い段階からインターネット環境に慣れ親しんでもらうために、一人一台のパソコンを学校に提供するよう奨励しています。 ・緊急時の対応 これまで、新型コロナウイルスや地震による休校などで、教育の遅れや学習の空白が生じることが多々ありました。 しかし、EdTechを活用すれば、ウイルスの除去や交通機関の復旧を待つことなく、子どもたちは学習することができます。その結果、EdTechは減災対策にもなるのです。 ・生徒一人一人に合わせた独自のカリキュラムを作成できる これまでの教育は、標準的なカリキュラムと標準的な内容、標準的なスピードで提供され、全員が同じ時間に勉強することで成り立っていました。一方、多様な子どもたちは、能力も個性も興味も異なります。 これからの教育は、個人の学習データを収集・分析し、生徒一人ひとりに合わせてカスタマイズしていきます。 ・教師と生徒が簡単に対話することも可能に 質問や会話はプラットフォーム上で実現されるため、EdTechを活用した学習環境では、教授と学生の双方向の対話が容易になります。 さらに、授業の準備、成績評価、レポート作成、保護者対応などが自動化・デジタル化され、教師はこれまで以上に生徒と接する時間を確保できるようになる。 ・場所や時間にとらわれない学習 生徒は時間や場所にとらわれず、好きな時に学習することができます。途中で受講を中断しても戻ることができます。 さらに、地理的な制約がないため、これまで学校に通わず、学習機会の与え方に課題を抱えていた子どもたちも、自宅で学習を継続することができます。           8つの理由によるEdTechの導入 では、日本でEdTechの導入が浸透し、推進されている理由は何なのでしょうか。ここでは、政府がEdTechを導入することで何を目指しているのかに基づき、8つの論点を紹介します。   ①経済産業省の “未来の教室プロジェクト を遂行するため 時代の変化とともに必要なスキルも変化し、新たな教育を可能にする新技術が開発されています。 経済産業省の「未来の教室プロジェクト」は、子どもたちが未来づくりに参加できる教育環境の確立を目指しています。 […]

高校入学と同時に気をつけたい自己管理能力

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高校1年生の4月、5月は目まぐるしく過ぎていき、中学校よりも速いスピードで授業が進み、部活にも臨時で参加した経験があり、学習習慣が乱れがちです。 大学入試では、学力だけでなく、学校行事や部活動、資格試験での活躍も評価されるようになり、勉強との両立がより一層不可欠になっています。 そのため、慌ただしい生活の中でも勉強や日常生活を送るための「習慣づけ」や「自己管理能力」の大切さを、ぜひお子様に教えてあげてください。 今回は、次のようなお話をしたいと思います。             ・日頃から机に向かうことを習慣にする     「土日は、昼過ぎまで寝てます。」 「入試を終えてから、目的意識が薄れてしまって、全然勉強が進まない。」 そんな学生もいると思います。 彼らは、勉強する習慣がなくなると、やる気があっても、焦って勉強を始めると集中力が続かず、苦労することになります。 たとえ暇な時間が多くても、若い子に机に向かう習慣をつけさせることが肝心です。         ・3回の時間を固定することがポイント     勉強の習慣をつけるには、次の3つの時間を含むルーティンを生活することがポイントです。   (1)起床する (2)自宅で勉強を開始する (3)寝る   宿題やテスト対策で(2)を習慣化することは、ひとつのアプローチです。 土曜日や日曜日など、学校の時間割に近い時間に勉強すると、学校に入ってからも続く勉強の習慣がつきやすくなります。   ただし、(2)の家庭学習を始めるにあたっては、ハードルを高くしすぎないことです。 受験生のように何時間も勉強するのは無理なのは理解できます。 「毎日15分、ゼミの教材を使ってゼミの予習をする」だけでもいいのですから、少しハードルを下げてみましょう。 目的が低ければ低いほど、心理的な抵抗は少なくなり、「それだけならやってみよう!」となりやすくなります。 その後、徐々に時間を増やし、習慣化するとよいです。         ・学習スケジュールを作成し、宿題や総復習を終わらせる     「金曜日に出かけたから、土日で補う 」など、1週間の目標を立て、時間割を作成すると、時間の使い方を調整することができるようになります。 早い時期から学習計画を立てることに慣れれば、新学期で忙しくなっても、納得できる目標の立て方、計画通りにいかないときの修正方法、計画的な学習の継続が身に付きます。         まとめ   […]

睡眠の質を向上させて学習定着率をアップさせる方法

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日本人は昔から「寝る間も惜しんで勉強(仕事)」が美徳とされ、日常での会話の中でも睡眠時間の短さを嘆く人が少なくない。現代の日本人は、夜も日中と同じように活動し、就寝直前までパソコンやスマートフォン、SNS等を頻繁に使っています。 一方、睡眠不足や睡眠の質の低下は、健康にも学習にも悪影響を及ぼすことが分かっています。長時間勉強しているのになかなか成績が上がらないという人は、今すぐ日々の睡眠パターンや生活リズムを見直すことをお勧めします。睡眠の質を高めれば心も体も調子が良くなり、悩んでいた学業ももっと捗るかもしれません。   今回は睡眠の質を向上することで学習定着率を上げるおすすめの方法をご紹介いたします。     試験前に睡眠時間を削って勉強したのに、試験当日に頭がボケっとしていたために、思うような結果が得られなかったという方も多いのではないでしょうか。寝ながら勉強する「睡眠学習」という概念や、「寝る少し前に勉強したことは覚えている」という言い伝えは有名です。 これらのことから、睡眠をしっかりとることで、学習したことを覚えやすくなることがわかります。では、学習と睡眠にはどのような関係があるのでしょうか。       学習の定着=記憶の質 学習した直後に知識を記憶することは必ずしも可能ではありませんが、学習した内容が脳に定着することを「定着」といいます。短期間の学習で脳に定着するものは定着率が高く、長期間学習してもなかなか覚えられないものは定着率が低いと言われています。記憶の質が優れているということは、定着率が高いということでもあるのです。 人は、定着率を高めようと思ったら、まず学習戦略を設計することに努めます。自分に合った学習方法を選択することが重要ですが、記憶と睡眠の関係を理解し、日々の睡眠を最適化することも、効率的な学習には有効です。       学習定着と睡眠の関係性   甲南大学の前田多昌准教授は、睡眠と記憶の定着について、次のように述べています。(一部要約より抜粋) 「ヒトの睡眠は、基本的にノンレム睡眠(脳を休める睡眠)とレム睡眠(身体を休める睡眠)の繰り返しによって成り立っています。ノンレム睡眠+レム睡眠の1セットの長さは約1時間半であり、このセットを5回繰り返すには7時間半の睡眠が必要となる計算になります。一晩の睡眠の前半には深いノンレム睡眠が多く、後半には浅いノンレム睡眠が多いことが明らかになっています。」 睡眠の重要な機能のひとつに記憶の定着があります。入眠後早い時間に現れる深いノンレム睡眠は不快な記憶を消去し、眠りについてから現れる浅いノンレム睡眠は手続き的記憶(スポーツの技術や自転車の乗り方など)を定着させる働きがあるそうです。また、浅いノンレム睡眠は、過去の記憶と日中の記憶とを関連付けるのに役立ちます。 レム睡眠は「夢を見る睡眠」とも呼ばれ、新しい記憶を過去の記憶と関連付け、スムーズに思い出すための指標とする(記憶のタグ付け)ために使われます。 以上のことから、一定の睡眠時間を確保し、ノンレム睡眠とレム睡眠を一定回数繰り返すことが、学習定着率の向上につながることがわかります。良質な睡眠がとれていないと、脳内の情報が整理されにくく、学習したことがなかなか思い出せなかったり、嫌な記憶が残っていてストレスが増えたりします。     しかし、十分な睡眠時間を確保したからといって、睡眠の質が向上するわけではありません。睡眠の質に大きく影響するのは、以下の要素です。         一定の生活リズムを維持する 人間の体内時計は1日25時間前後を基準としており、これは外界の1日(24時間)と1時間ずれているが、この差は外界の昼夜リズムや社会リズムによって自然に埋められていることがわかっています。活動と休息の規則性が不規則だと、昼夜リズムや社会リズムが補えず、昼間の疲れや寝つきの悪さ、中途覚醒などの睡眠の問題が発生するのです。 眠気をコントロールして睡眠の質を高めたいのであれば、眠いからとむやみに昼寝をするのではなく、規則正しい生活を心がけることが肝要です。休日には寝坊や夜更かしをしたくなるかもしれませんが、生活リズムを崩さないためにも、規則正しい生活を心がけましょう。朝起きたら、太陽の光を浴びて体内時計をリセットしましょう。       心身ともに穏やかな状態で眠る 睡眠の質を高めるためには、眠りにつく前に心身をリラックスさせることも肝心です。ぬるめのお湯に丁寧につかり、入浴時には寝室の環境(寝具、照明、温度、湿度など)にも気を配りましょう。 また、日中の適度な運動も効果的です。運動することで体が適度に疲れ、睡眠と覚醒のバランスが保たれ、昼下がりの目覚めを軽減することができます。 また、就寝直前のパソコンやスマートフォンの使用は控えた方がよいでしょう。これらの機器は夜間、光を発しすぎるため、睡眠を促すホルモンが分泌されにくくなり、睡眠不足や睡眠の質の低下を招くといわれています。       1日何時間睡眠が理想か 前述の通り、ノンレム睡眠とレム睡眠は1.5時間ごとに交代し、それぞれの移行時に覚醒しやすくなります。 厚生労働省によると、日本人の成人の正常な睡眠時間は6時間から8時間です。ノンレム睡眠とレム睡眠を十分にとり、すっきりした気分で眠るためには、入眠後だいたい6~7.5時間後に起床することが推奨されています。 睡眠時間が長くても、睡眠の質が高まるわけではありません。睡眠時間が長すぎても短すぎても、睡眠サイクルが乱れる可能性があるので、多すぎず少なすぎず、適切な睡眠時間を確保するようにしましょう。       勉強の定着率アップと健康維持のために、睡眠習慣の見直しは欠かせない 睡眠の質は、心身の健康だけでなく、学習能力にも大きな影響を与えます。良質な睡眠は、ノンレム睡眠とレム睡眠のサイクルを繰り返すことで、脳内に散らばった情報を整理し、必要な記憶を容易に呼び出すことを可能にします。毎日の睡眠を改善すれば、脳を効率的に使うことができ、学習の定着率もアップします。 睡眠の質を高めるためには、生活リズムを正常に保つことが肝要です。そのためには、睡眠時間を長くするだけでなく、心身をリラックスさせることも大切です。睡眠不足や睡眠の質の低下は、学習能力や意欲を低下させるだけでなく、さまざまな健康問題や事故のリスクを高めることが分かっています。自力での睡眠改善が困難な場合は、専門家に相談することが必要です。

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ブログ記事 教育、技術界の最新情報を知ること。 筆者たち Shun Kyle JCCについて 若者、ティーンエイジャー、そしてヤングアダルトにとって、Japan Coding Clubは楽しくコードを学ぶことができるソーシャル・コーディング・クラブです。弊社はコーディングが初めての人でも簡単に始められるように、オンライン・コーディング・チャレンジを数多くデザインしています。  誰もが少なくとも1つの分野では有能であるというのが、弊社の確固たる信念です。大切なのは自分の強みを見極め、そこに集中することです。少年が創造的・技術的な目標を実現できるよう、手助けをしてあげましょう。